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性感染症について

性感染症というと、何かうしろめたい、恥ずかしい病気のイメージがあるかと思います。
確かに、性感染症は基本的には性行為で感染する病気です。しかし、原因はそれだけではありません。

性感染症の種類

性行為による病気

  • AIDS(後天性免疫不全症候群)
  • 梅毒
  • ヘルペス
  • 淋菌
  • クラミジア
  • 肝炎 など

性行為以外の人との接触による病気

  • 伝染性単核球症(ディープキスなどの唾液感染)
  • 流行性角結膜炎(手指、物品を介した接触感染) など

インフルエンザ、ノロウイルス、結核などは飛沫感染で、感染経路が異なりますが、やはり人から人への感染です。

性感染症は外部からの感染だけが原因ではありません

感染症は、上記のような外部からの伝染で発症してしまう場合のほかに、ご自身の体の常在菌が悪さをして病気になってしまう場合があります。

例えば、排尿時の痛みでお悩みの患者さんから、「淋菌、クラミジアの検査結果が陰性なのに、なぜ症状がおきているのか?」とご質問を受けることがあります。
現状の保険診療では 淋菌、クラミジア、核酸検出法PCRと細菌培養同定検査は同時検査が不可能なため、細菌検査はできないのですが、この患者さんの場合は恐らく、大腸菌、溶連菌などが原因であると思われます。大腸菌、溶連菌は、決して性行為だけが感染症を引き起こす原因ではありません。

性病かな?と心配になられたときは、決してうしろめたく思われずに、感染症疾患のひとつとして受診して頂きたいと思います。